Rubyエンジニアでフリーランスになりたい！未経験からの独立方法や案件例・年収を紹介

Rubyのスキルを身に付けてフリーランスエンジニアとして独立したい…。

オープンソース型のプログラミング言語であるRuby。Rubyは、SNSやWebAPIの開発など汎用性が高く、さまざまな開発シーンで活用されます。

フリーランスの開発現場でも、Rubyを用いられるシーンは少なくありません。だからこそ、Rubyでフリーランスエンジニアになりたい方はいるでしょう。

そこで本記事では、Rubyのフリーランスエンジニアに必要なスキルや未経験からの案件獲得方法などを紹介していきます。

案件例や年収相場も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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フリーランスRubyエンジニアの仕事内容

フリーランスのRubyエンジニアは、主に2つの仕事内容となります。

• Webサービス開発
• アプリ開発

それぞれの内容を紹介していきますので、確認してください。

Webサービス開発

Rubyは、Webサービスやシステムの開発現場において、広く採用されているプログラミング言語です。

そのため、フリーランスのRubyエンジニアであっても、多くの案件でWebサービスの開発に携わることになります。

なお、Ruby on Railsの登場以後は、より大規模なWebサービスの開発にも採用されるようになりました。

スキルや経験次第では、大きなプロジェクトに携わる機会もあるでしょう。

アプリ開発

アプリ開発案件も、Rubyエンジニアにとってメインとなる仕事内容の一つです。

Rubyを使ってネイティブスマホアプリを開発できるツール「Rubymotion」を活用してのアプリ開発案件も多く見られます。

なお、アプリ開発案件の内容も、スマホアプリの開発からアプリのバックエンドプログラムの開発まで、広い範囲に及ぶのが特徴です。

フリーランスRubyエンジニアの案件単価・平均年収

Tech Hiveに掲載されている案件によれば、フリーランスRubyエンジニアの案件単価は月68万円が相場です。

12ヶ月に換算すると、816万円が平均的な年収となります。

ただし、中には100万円を超えるような高単価案件も多々あります。

スキルや経験、実績次第では、平均値を超える高収入を目指すことも不可能ではありません。

フリーランスRubyエンジニアの案件例

弊社Tech Hiveにて実際に掲載されているRubyの案件は、以下の通りです。

詳しくは、Tech Hiveサービスページから登録後、確認してください。

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未経験からフリーランスのRubyエンジニアを目指す手順4ステップ

まだRubyエンジニアとしての経験はないながらも、将来的なフリーランスRubyエンジニアへのキャリアチェンジを検討している人もいるでしょう。

そこで本項では、未経験からフリーランスのRubyエンジニアを目指す際に必要な4つのステップを紹介していきます。

1. Rubyの知見とスキルを身につける
2. 企業に就職してRubyの実務経験を積む
3. 副業でRuby案件を受注する
4. フリーランスとして独立する

Rubyの知見とスキルを身につける

まずは、Rubyの知見とスキルを学習していきましょう。

未経験でいきなり業界に飛び込んでも案件獲得はできません。

そのため、「専門書を購入して独学する」「プログラミングスクールに通う」など自分に合った方法で、現場で通用するだけの勉強を積む必要があります。

勉強に費やせるコストや時間から逆算して、期限を決めたうえで可能な方法で勉強を進めていきましょう。

企業に就職してRubyの実務経験を積む

Rubyに関する知識とスキルを身に付けた後は、企業に就職し、Rubyエンジニアとしての実務経験を積んでいきましょう。

いくら実際にRubyを扱うスキルを身につけても、実践で活かせるかとは限りません。

実務での経験と実績がなければ、フリーランスとして案件を獲得するのは難しくなります。

フリーランスになる前の土台作りとして、少なくとも2〜3年企業における実務経験が必要となることを把握しておきましょう。

副業でRuby案件を受注する

正社員として実務経験を積む傍ら、余裕があれば副業でいくつかRuby案件を受注し、完走してみましょう。

副業で案件をこなすことで独立した後の活動を明確にイメージしやすくなるうえ、個人で受けた仕事の実績も独立後に活かせます。

副業案件をこなしながら、さらなる実績と経験値を積み上げていきましょう。

関連記事：SEの副業でおすすめのサービス3選！システムエンジニアで収入UPを目指したい方必見

フリーランスとして独立する

スキルと経験が申し分ないレベルに達した段階で、フリーランスのRubyエンジニアとして独立しましょう。

独立後は、以降で紹介する案件紹介サービスの活用や自身で営業をかけて案件を受注します。

個人でのタスク管理などが必要となるため、これまで以上にスケジュールなどを意識しつつ、仕事に臨みましょう。

フリーランスRubyエンジニアにおすすめの案件獲得方法4つ

フリーランスのRubyエンジニアにおすすめの案件獲得方法には、以下の4種類が挙げられます。

1. フリーランスエージェントを活用する
2. クラウドソーシングサービスに登録する
3. SNSを通じて自分で営業する
4. 友人や知人から紹介をもらう

それぞれの方法の強みや特徴を解説していきますので、参考にしてください。

フリーランスエージェントを活用する

できるだけ負担を極力減らして案件獲得を目指したいのであれば、フリーランスエージェントの活用がおすすめです。

サービス登録後、カウンセリングを経て担当エージェントからマッチする案件の紹介を受けられます。

本来必要な単価や契約期間の交渉や手続きなど、自身では取引先と直接行いません。

プロのエージェントが代行してくれます。

また、より多くの案件を探すなら、複数のサービスに同時登録して併用すると良いでしょう。

エージェントごとに抱える案件は異なるため、より良い案件を見つけられるかもしれません。

なお、フリーランスエージェントのおすすめはTech Hiveです。

高単価のRuby案件などを取り扱っているため、気になる方はサービスページより詳細をチェックしてみてください。

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関連記事：フリーランスの仕事探し完全ガイド！おすすめの求人サイト18選を紹介

クラウドソーシングサービスに登録する

自分で案件を吟味して受注を目指したい場合、クラウドソーシングサービスの利用も有効です。

サービスに登録し、自身の経歴やスキルなどを記載したポートフォリオを活用しつつ、案件を掲載しているクライアント企業にアピールしていきます。

利用方法が求人サイトと似ているため、自分のペースで案件を獲得したい場合には使いやすいでしょう。

ただし、案件数は多くない点や自身で募集する相手に営業をかけなければならない点は把握しておいてください。

SNSを通じて自分で営業する

ビジネス用のSNSアカウントなどを持っている場合、SNSのDMなどを通じて気になる企業にコンタクトをとり、案件を獲得する個人営業もフリーランスに可能な案件獲得方法です。

自分の発信力や実績等をアピールしやすい利点はありますが、一つ一つの企業にコンタクトをとる必要があるため、根気が必要となる方法でもあります。

友人や知人から紹介をもらう

IT業界に友人や知人がいる場合には、参画できる案件を紹介してもらうことも可能です。

基本的には知人・友人に打診するだけで済むため案件獲得における負担は少なく済むでしょう。

ただし、友人や知人からの紹介を待っているだけでは案件獲得は叶いません。

また、周囲に必ずしも案件を紹介してくれる知人がいるとは限らないため、副次的な方法として利用するのが効果的です。

Rubyエンジニア向けフリーランスエージェントのおすすめ5選

Rubyエンジニアにおすすめのフリーランスエージェントは、以下の5つです。

どのサービスが自分にマッチしそうかイメージしながら参考にしてください。

複数のサービスを併用することもおすすめです。

Tech Hive

出典：Tech Hive公式HP

Tech Hiveは、高単価案件の豊富さが魅力のフリーランスエージェントです。

Ruby案件も多数取り扱っていますが、100万円を超える高単価案件も多いため、収入アップを目指している方にはおすすめのサービスです。

担当エージェントから丁寧なカウンセリングも受けられるため、キャリアについて相談をしたいしたい方も、ぜひ活用してみてください。

公式サイト
https://asikaze.net/media/tech-hive/

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レバテックフリーランス

出典：レバテックフリーランス公式HP

レバテックフリーランスは、提案可能な案件数が豊富なフリーランスエージェントです。

Rubyが必要な案件も多く、フリーランス初年度でも活用しやすいサービスといえます。

案件終了1ヶ月前に担当エージェントから継続案件の提案も受けられるため、安定した受注を目指す際にも便利です。

関連記事：レバテックフリーランスの評判まとめ！気になるメリット・デメリットを調査

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HiPro Tech

出典：HiPro Tech公式HP

HiPro Techは、高い契約更新率を誇るフリーランスエージェントです。

利用者の契約更新率は75％と、かなりの確率でクライアントとの契約更新に成功しているのが特徴。

なるべくクライアントと長く良好な関係を保ちたい方に使いやすいサービスといえます。

また利用者の平均年収920万円・平均10％の報酬単価UPを実現しているため、年収UPしたい方におすすめのサービスです。

関連記事：HiPro Techの気になる評判は？口コミからわかるメリット・デメリットも解説

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クラウドテック

出典：クラウドテック公式HP

クラウドテックは、地方在住のRubyエンジニアでも利用しやすいフリーランスエージェントです。

関東以外にも北海道東北、沖縄など、広範囲の案件を取り扱っているのが特徴です。

地方在住者向けの案件に出会いたい場合には使いやすいサービスといえます。

関連記事：クラウドテックの評判まとめ！口コミからわかるメリット・デメリットを紹介

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ITプロパートナーズ

出典：ITプロパートナーズ公式HP

ITプロパートナーズは、副業案件も豊富に取り揃えているフリーランスエージェントです。

週2、週3から参画できる案件が多いため、複数のプロジェクトに並行して携わりたい場合に便利です。

総案件数も5,000件以上と多く、さまざまな選択肢の中からベストな案件を受注したい場合にも向いています。

関連記事：ITプロパートナーズの評判まとめ！気になるメリット・デメリットを調査

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フリーランスRubyエンジニアに求められる4つのスキル

フリーランスRubyエンジニアに求められるスキルとしては、以下の4つが挙げられます。

1. Rubyを扱うための知識とスキル
2. Ruby on Rails（フレームワーク）の知識とスキル
3. HTML・CSSに関するスキル
4. ネットワーク・サーバーに関する知識

上記4つのスキルを身に付けておくことで、フリーランスのRubyエンジニアとしての活動がしやすくなります。

Rubyを扱うための知識とスキル

Rubyを扱う以上、Rubyというプログラミング言語に関する知識とスキルには基礎以上のものが求められます。

Rubyは、まつもとゆきひろ氏によって開発された日本製のプログラミング言語。

他言語と比べても文法がシンプルで分かりやすいのが特徴です。

そのため、初心者も学びやすい言語といえますが、実務レベルに達するには、継続的な学習が必要となります。

Rubyは、現場で活用できるレベルで一通り習得しましょう。

Ruby on Rails（フレームワーク）の知識とスキル

Ruby on Railsとは、Webアプリケーション開発に使用できるRubyのフレームワークです。

フレームワークとは、開発において便利なプログラムをまとめたものを指します。

Ruby on Railsを活用することによって、Rubyを使ったプログラミングをスムーズに進めることが可能です。

Ruby案件には、Webアプリやサービスの開発案件が多く、そこで使えるRuby on Railsについても、実務レベルで扱えるだけの知識とスキルが求められます。

HTML・CSSに関するスキル

Rubyは、採用される案件がWebサービスやアプリ開発に集中しているため、HTMLやCSSといったマークアップ言語に関しての知識とスキルもあわせて求められます。

フリーランス向けのRuby案件には、これらのマークアップ言語に関するスキルが募集要項に含まれていることも珍しくありません。

Rubyが扱えても、HTMLやCSSなどが未習得のままでは、案件受注可能な案件の範囲が制限されてしまう点に注意しましょう。

ネットワーク・サーバーに関する知識

ネットワークやサーバーに関しての知識も不可欠です。

Webサービス系の案件においては、バックエンドプログラムの開発も業務内容に含まれることが多々あります。

これらの業務に対応する上で、ネットワーク・サーバーについての知識が必要とされます。

幅広い領域に対応できるエンジニアを目指すのであれば、独立の前段階で知識を深めておくことが重要です。

Rubyエンジニアがフリーランスになる5つのメリット

Rubyエンジニアがフリーランスになるメリットは、以下の5つが挙げられます。

1. Ruby on Railsを使用できる
2. コミュニティのアップデートが活発である
3. シンプルな文法で仕事しやすい
4. アジャイル開発向きでベンチャー企業からの需要が高い
5. 正社員よりも年収アップが見込める

Ruby on Railsを使用できる

Rubyでは、Ruby on Railsを使用できるため、フレームワークツールを使ったWebサービス開発に携わることが可能です。

企業所属のエンジニアは、基本的に参画する案件を選べませんが、フリーランスであれば自分の希望する条件の案件で仕事をすることもできるでしょう。

Rubyエンジニアとして、Ruby on Railsも活用できれば、コーディングにかかる時間を削減しながら円滑に開発が行えます。

コミュニティのアップデートが活発である

Rubyは、日本発祥のプログラミング言語であり、コミュニティの活発度も非常に高いです。

ライブラリやフレームワークの機能追加やアップデートも頻繁に行われやすく、どんどん使いやすくより便利になるでしょう。

Rubyビジネスコモンズのようなノウハウ共有を目的としたコミュニティや、Slackでのコミュニティなども活発です。

これらコミュニティで共有されるノウハウや知識を実際の現場で活用できるのは、フリーランスの強みの一つといえるでしょう。

シンプルな文法で仕事しやすい

Rubyは、他のプログラミング言語と比べても文法がシンプルで、仕事がしやすい点もフリーランスになるメリットの一つです。

例えばRubyには、他のプログラミング言語で求められるクラスやメソッドの定義が必要ありません。

文法がシンプルで書きやすいが故に、一人で仕事を進めやすいのはRubyの明確なメリットの一つといえるでしょう。

アジャイル開発向きでベンチャー企業からの需要が高い

アジャイル開発とは、要件定義からテストまでを短いスパンで繰り返し行う手法のこと。

ベンチャー企業が多く採用しています。

アジャイル開発においては、素早くプロセスを繰り返す必要があるため、ソースコードの記述量を抑えやすいRuby on Railsを活用できます。

フリーランス向けの案件には、ベンチャー企業が掲載しているものが多く含まれます。

Rubyエンジニアのフリーランスであれば、ベンチャー企業掲載のアジャイル開発案件にもジョインしやすいはずです。

アジャイル開発は、大規模なWeb開発でも利用されているため、経験値がキャリアを積むうえで大きな財産となるでしょう。

正社員よりも年収アップが見込める

Rubyエンジニアのフリーランスは、案件単価が高いのも特徴です。

正社員は基本給ベースですが、フリーランスは案件単価ベースとなる分、頑張り次第で収入アップも充分見込めます。

Rubyエンジニアとしてもっと高みを目指したい、そんな方にとっては独立はメリットの大きい選択といえるでしょう。

Rubyでフリーランスエンジニアになる際の注意点2つ

Rubyのフリーランスエンジニアになる際に、以下2つの注意点を把握しておきましょう。

1. 速い処理速度が求められる仕事には不向きである
2. データサイエンス分野のRuby案件は少ない傾向にある

速い処理速度が求められる仕事には不向きである

Rubyは、インタプリタ方式のプログラミング言語です。

インタプリタ方式とは、処理を行う際、記述されたコードの一つ一つを機械語に訳して実行すること。

コードをまとめて機械語に訳し実行できるコンパイル方式とは、明確に処理速度の点で劣ってしまう特徴があります。

Rubyは、こうした特徴から処理速度の速さを問われる仕事には向かない点には注意が必要です。

データサイエンス分野のRuby案件は少ない傾向にある

近年IT業界においてデータサイエンス分野に注目が集まっていますが、主に活用されているのはPythonやR言語です。

Rubyがデータサイエンス分野で活用される案件は少ないという現状があります。

Rubyのスペシャリストは、Webサービス開発には関わりやすい一方、最先端分野には関わりづらくなるデメリットがある点に注意です。

フリーランスRubyエンジニアの将来性

世界中のWebサイトで使われているサーバーサイド言語のシェア率を見てみると、RubyはPHPやASP.NETに次いで3位に位置しています。

参照：Usage Statistics and Market Share of Server-side Programming Languages for Websites, September 2023

データサイエンス分野でのシェアは少ないながらも、Webサービスの開発では依然Rubyの人気は高く、今後も衰えることは想定しづらいでしょう。

日本国内でRubyのコミュニティが盛んである点を考えても、フリーランスのRubyエンジニアは充分な将来性を秘めているといえます。

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フリーランスのRubyエンジニアとしてキャリアアップを目指そう

未経験でも、正しいステップを辿っていけばフリーランスのRubyエンジニアとして活躍することは不可能ではありません。

Rubyは、採用される案件の種類も多く、さまざまな経験を得ることができるでしょう。

ぜひ本記事の内容を参考にして、フリーランスのRubyエンジニアを一から目指して活躍できる人材になりましょう。

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